新しいビジネスを始めるには、まとまったお金(資金)が必要です。でも、ひとりで全部のお金を用意するのは大変。そこで考えられたのが「株式会社」という仕組みです。
この「権利の1枚1枚」が株(株式)です。お金を出した友達は株主(かぶぬし)になり、ピザ屋が儲かったときに利益の一部を受け取る権利を得ます。
株主はお金を出した分だけ会社の「オーナー」になります。会社が成功すれば利益を分けてもらえ、逆に失敗しても出したお金以上の損はしないという仕組みになっています(有限責任といいます)。
よく「社長」と「代表取締役」という言葉が出てきますが、実はこの2つは性質が違います。
📜 代表取締役…会社法で定められた法律上の正式な役職。会社を代表して契約を結んだりする権限を持つ。登記簿にも記載される。
つまり「代表取締役社長」と名乗る人は「法律上の代表者でもあり、社内では社長と呼ばれている人」ということ。大きな会社では代表取締役が複数人いることもあります。
最初は身近な人だけに株を売っていた会社も、大きくなるともっとたくさんのお金が必要になります。そこで「証券取引所」に株を登録して、誰でも自由に買い売りできるようにすること、これを「上場(じょうじょう)」といいます。
上場後の株は「スーパーの棚に並んで誰でも買える商品」。
上場することで、会社は世界中の人からお金を集められるようになります。
株式を売り買いする場所を「証券取引所(しょうけんとりひきじょ)」といいます。日本では東京証券取引所(東証・TSE)が有名で、約3,900社以上の株が売り買いされています。
東証の株式市場は2022年に再編され、現在は3つに分かれています:
| 市場 | どんな会社? | 代表例 |
|---|---|---|
| 🥇 プライム市場 | 大企業・グローバル展開。審査基準が最も厳しい。 | トヨタ・ソニー・ユニクロ |
| 🥈 スタンダード市場 | 中堅企業。安定した事業基盤を持つ。 | 地方の有名企業など |
| 🌱 グロース市場 | ベンチャー・成長企業。将来性重視。リスク高め。 | スタートアップ・IT系など |
※ プライム市場が旧「東証一部」、グロース市場が旧「マザーズ」にほぼ相当します。
東京証券取引所(JPX)— プライム・スタンダード・グロースの3市場に分かれています
会社が上場することには大きなメリットがあります:
📣 知名度・信用度が上がる…「上場企業です」という事実が社会的な信用になる。取引先や採用にも有利。
🧲 人材が集まりやすくなる…上場企業に就職したいという人が増え、優秀な社員を採用しやすくなる。
📋 情報開示の義務がある…業績や財務状況を定期的に公開しなければならないため、透明性が高まる。
上場企業は業績を公開する義務があります。ところの中には「実際より儲かっているように見せる」ために数字を偽る会社が存在します。これが粉飾決算です。
赤字を黒字に見せかける…発覚後の代償は株価暴落・逮捕・多額の損害賠償
個別株(個別銘柄)とは、特定の1社の株を指します。「トヨタの株」「任天堂の株」「ソニーの株」のように、会社ごとに株が存在します。
それぞれの会社の株には証券コード(銘柄コード)という番号がついています。たとえばトヨタは「7203」、ソニーは「6758」です。投資家はこのコードで株を検索・購入します。
日本の株式市場では、基本的に100株単位(単元株)で取引します。つまり「1株1,000円の株」なら、100株で10万円必要です。
ただし、近年は単元未満株(ミニ株・端株)というサービスが普及し、1株から購入できる証券会社が増えています。1株数百円〜数千円で始められるため、少額から株式投資をスタートできます。
SBI証券・楽天証券・PayPay証券・LINE証券など。NISAロ座と組み合わせると利益が非課税になってさらにお得!
株価は「需要と供給」で決まります。「買いたい人が多い=値段が上がる」「売りたい人が多い=値段が下がる」という、市場の原則がそのまま働いています。
株価が上がりやすいタイミング:
- 📊 会社の業績(売上・利益)が増えたとき
- 🆕 新製品・新サービスの発表など良いニュースが出たとき
- 🌍 景気全体が良くなったとき
- 📣 大手ファンドや有名投資家が「買い」と言ったとき
反対に業績悪化・不祥事・不景気・戦争・自然災害などは株価を下げる要因になります。
(売買益)
(配当・優待)
キャピタルゲイン=「買った家を高く売る」
インカムゲイン=「家を貸して毎月家賃をもらう」
株でも同じように、保有し続けながら配当金を受け取るスタイルが長期投資では人気です。
※ 株の利益には約20%の税金がかかります。ただしNISA口座を使えば非課税になります。
デイトレーダーとは、1日のうちに株を買って売り、その日のうちに利益(または損失)を確定させる投資家のことです。
株価は1日の中でも細かく動きます。「朝9時に買って、午後2時に売る」というように、数時間・数分・数秒単位の値動きから利益を狙います。
会社を創業した人(創業者)は、最初に大量の株を持っています。でも会社が非上場のうちはその株を簡単に売ることができません。
ところが上場すると、誰でも株を市場で買えるようになるので、創業者は持っている株を市場で売ることができます。60億円分の株が一気に現金化できるわけです!
これが「上場したら創業者が億万長者になった!」というニュースの仕組みです。上場とは「持っていた価値を現金に換える出口(イグジット)」でもあるのです。
非上場企業とは、証券取引所に株を登録していない会社のことです。株を外部に公開していないため、一般の人は株を買うことができません。
サントリー・竹中工務店・YKK・ロッテ・未上場のスタートアップ企業など。大きな会社でも非上場のままでいることを選ぶケースは多くあります。
なぜあえて上場しない?
- 📋 決算を公開したくない(情報をライバルに知られたくない)
- 🛡️ 株主から経営への口出しをされたくない
- 💼 資金は銀行融資や自己資金で十分まかなえる
- 🏢株式会社…会社の所有権を細かく分けた「株」を売ってお金を集める仕組み
- 👔社長と代表取締役…社長は社内の呼び名、代表取締役は法律上の正式役職
- 🏛️上場・証券取引所…株を市場に公開して誰でも売買できる状態にすること
- 🥇3つの市場…プライム(大企業)・スタンダード(中堅)・グロース(成長企業)
- 🚨粉飾決算…業績を偽ること。犯罪で発覚すれば上場廃止・逮捕もあり
- 💴株はいくらから…単元株は100株単位だが、ミニ株なら1株から購入可能
- 📈株価が動く理由…需要と供給。業績・ニュース・景気・投資家心理で変わる
- 💰儲け方は2種類…売買益(キャピタルゲイン)と配当・優待(インカムゲイン)
- ⚡デイトレーダー…1日で売買を完結させる投資スタイル。ハイリスクで要注意
- 🚀上場と創業者…非公開だった株が市場に出ることで一気に現金化できる
- 🔒非上場企業…あえて上場しない選択をした会社。サントリーなど大手も多い
でも仕組みを知ってみると、株って実はシンプルな話なんですよね。「会社に出資して、その会社が成長したら自分も潤う」というだけのこと。
特に驚いたのが「デイトレーダーはほとんどの人が負けている」という現実。テレビで「株で月100万稼いだ!」という話は、宝くじの当選者だけが紹介されるのと同じで、表に出てこない「負けた大多数」がいるんですよね…💦
まる子は長期でコツコツのNISA投資が性に合ってます😊 実は楽天証券で楽天カードを使って毎月積み立てしているんですが、これがポイントも貯まってかなりお得なんです✨ 楽天カードで積み立てると楽天ポイントが付くので、ポイントでさらに投資信託が買えちゃう!という好循環になってます💛 焦らず・慌てず・ゆっくり資産を育てていきたいと思います。みなさんもぜひ「株の仕組み」を知った上で、自分に合った方法を選んでみてくださいね🌿
今日も心にゆとりを🫶💛
まんまる子 🌺